ビーフニハリとSSS7!

わさてさて、また変な夢を見た。

人が沢山いる待合室のような部屋。そこに眼鏡をかけた脂ぎった髪の小デブ男がおり、あちこちでスマホが鳴ると勝手に電話に出て「はい、関西弁にて承ります」と言う。

なんだよあいつ。なんで他人の電話に勝手に出てしゃべってんだよ、と思っているとスープカレーSOUL STOREの店主、清水くんが「sinさん、あいつヤバいですよ。とっ捕まえて警察に突き出した方がいいです」とか言ってあっというまに取り押さえてロープでグルグル巻きにしてしまうのだが、なぜか俺も一緒に縛られており、密着している男の腹のニクのプニプニ感が大変キモチ悪く「清水くん、縄!縄を解いてくれ!」と叫んでいるところで目が覚めた。清水くん、すまん。

ということで先週は夏場に出来ないポークティッカマサラ、大好評だったのだが、暑くなる前にもう一つやっておかなければならないものがある。なので今週のザ・限定はイスラムの煮込み料理、ビーフニハリ!!

なんせまず牛骨を5時間以上煮込んで隋やゼラチン質の溶け込んだスープを作り、切って両面に焼き色を付けた牛スネ肉、揚げ玉ねぎとにんにくしょうがを合わせ、さらに肉が柔らかくなるまで煮込むという、夏場には絶対に作りたくないシロモノ。

これは以前、カレーの人水野仁輔さんが「sinさん一緒にイベントやりません?今ニハリに凝っていて」という話が来て、俺はその時点でニハリを1回しか食べたことが無く、しかし奇跡的に味を記憶していたので猛練習を積み、店のメニューに加えることになったのだ。物事の裏側には物語がある。

原材料がビックリするほど値上がりしていて、今後またやるかどうか未定なので、ぜひ食っておいてくれ。

合わせる裏スープはレギュラーのキレ味を増幅させるシンプルなSSS7!ミャンマーふりかけも仕込んだ。オタノシミアレ!

①ビーフニハリ
さてさて、インドやパキスタン、バングラデシュなどのムスリム料理、ニハリの登場!長時間煮込んだ、スパイスシチューのような食べ物だぜ!これは美味い上に面白いぞ!

宗教による食のタブーは興味深いもので、インドの多数の人が占めるヒンドゥー教は牛を食べません。しかし、この料理はムスリムの料理なので、彼の地では珍しく、牛も使うのです。そして!バリエーションはいろいろありますが、ニハリはカレー粉と小麦粉で作る英国由来の日本式カレーのように、小麦粉でトロミを出すのです。

牛骨と表面を焼いた牛肉をフライドオニオンや炒めたにんにく生姜、スパイスで柔らかくなるまで長時間煮込み、骨髄を取り出して煮込み、オリジナルのニハリマサラと小麦粉でまったりと仕上げてあります。

大変旨みが強く油も多めですが、レモン漬けの生姜ですっきり食べることができます。ベイビー、美味いぜ!
単品でも美味いですが、ライスに少しずつかけ、スープカレーや他の副菜と合わせ、味変してオタノシミアレ!ライスはつきません、450円。

②ヒヨコマメの中東風ディップ
gop風のフムス!ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がり、ベイビー美味いぜ!120円

③スーパースパイシースープ7
レギュラースープに追いマサラをして香りを激増する裏スープ。常連御用達のSSSの中で一番シンプルなSSS7!少ない3種のスパイスを強めに煎って香ばしさも纏わせてあります。このシンプルさがレギュラースープのオイシイ高音域のみをオーバードライブさせるぜ!
ツウ好み。100円

①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!辛塩酸苦のクセになる味わい。味変として使うと、風味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤ナスと鰹節のピックル
スパイス油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダースパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。ナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ。

⑥パクタレ
常連さんに人気のパクチーのタレ。
ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!

⑦ビーツディップ
茹でたビーツと野菜類、ウラド豆やココナツ、乳製品などを加え、ディップにしてあります。黒胡椒と少量の青唐辛子とレモン、ディルの香り。人気者。120円

⑧ミャンマーふりかけ
ミャンマーではンガピジョーとかバラチャウと呼ばれる、干し魚や干し海老を使ったふりかけがあります。
ターメリック油で玉ねぎ、ニンニク、干し魚を荒く臼で叩いたものを揚げ、唐辛子、蝦醤、魚醤を合わせてあります。噛めば噛むほど広がる香ばしさと旨味!120円。

休日も仕入れ仕込みと忙しく、ようやく髪を切ってきた。スリ狂時代からのお客ちゃんの店「Hair En’s」にお願いしているが、そろそろ色入れませんか?との事。

俺は実用的な事はバリバリこなす人間なのだが、アートやファッション系は徹底的にセンスが無いので、こういう時は「ではお願いします」とプロに丸投げする。なので、明日から校則違反のワイン色の頭で店をやるぜ!

ということで皆さま、良い週末を!(^。^)

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