さて、20年以上店をやってきたが、やっときちんとしたミルを買った。
今までは家庭用のミルミキサーを使ってマサラを作ってきたが、使う頻度と量が全く家庭用ではないのでイカれてしまい、何度も買いなおしていた。最初は問題ないが、そのうち内部部品が劣化し、スイッチを入れると凄い振動と音と共に作業台の上に置いてあるものが勝手に動き始めるのだ。
先日、カレーの人水野仁輔さんと話していた時に何かいいのが無いか聞き、メルカリで中古の粉砕機を買った。まだ使っていないけど凄くパワーがありそうで、最強のアイテムを手に入れた気分だ。楽しみだぜ!
ということで今週のザ・限定は特にマニアから大人気、西インドのポークラッサ!今回はキーマバージョン。これまた面白い。
西インドで食べたラッサのセットは肉のラッサかスッカのどちらか選び、それにパンドララッサとタンブララッサとキーマカレーがついてくるのが定番のようだった。写真はムンバイで食ったラッサミール。

なのでキーマラッサはあるのかどうか調べてみたが、挽肉を使ったラッサもインドにあることが分かった。勉強になるぜ!
ということで裏スープはポークキーマラッサをシンプルに後押しするSSS7!
今週はgop農園のピーマン・甘長唐辛子・万願寺唐辛子mixのスパイスオイ
ル炒めがあるぜ!唐辛子系は炒めるとめちゃめちゃいい香りがする。同じく農園ミニトマトと農園トロトロ冬瓜、ドライバジルのトッピングもありまーす!
①ポークラッサ
さてさて、西インドはコールハープリのラッサの登場であります!
日本ではいろんなスパイス料理をカレーというくくりに当てはめます。他国の文化なのでその方が分かりやすくはなりますが、そうするといろんな齟齬が出てくる。でも、いいじゃないか。いろんなスパイス料理があるって事だぜ!
スパイス炒めみたいなドライなもの、若干汁気が残ったものなどで呼び名もその地域地域で変わってきますが、今回のラッサは「グレイビー」という意味だそうで、汁ダクタイプというくくり。この地域ではドライやセミドライものは「スッカ」と呼ばれているようです。
赤いタンブララッサと白のパンドララッサは、この地域の定食の名脇役としてターリーを彩りますが、ウチはグレービータイプのインドカレーが少ないので、現地のモノを参考にして主役を張れるヤツを作ったぜ!
香りが出て色が変わるくらい火を入れたココナツ、野菜、スパイス等をグラインダーにかけ、炒め玉ネギや肉と合わせて水を加えて煮込んであります。
スパイス使いはじんわり比較的おとなしめにし、でも一見普通に見えるけどその実力は超凄くて知っている奴はみな一目置く、クラスの後ろから2番目の席に座っている目立たないアイツ、という感じに仕上げてあります。副菜が生きるぜ!
なので、イロイロ合わせてオタノシミアレ!ライスはつきません。420円
②スッキーニの中東風ディップ
中東のフムスを魔改造したgop農園ズッキーニは夏の風物詩。味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がるぜ!オタメシアレ!120円
③スーパースパイシースープ7
レギュラーに追いマサラの裏スープ。SSSの中で一番シンプル。レギュラースープのオイシイ高音域のみをオーバードライブさせるぜ!ツウ好み。100円
①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!
④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!スープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円
⑤ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えてディップにしてあります。クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円
⑥パクタレ/バジタレ
人気のパクチーのタレ。ほんの少しの量をライスに付けると、広がる旨みと香り!バジルバージョンもアリ。60円
⑦ナスと鰹節のピックル
スパイス油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダースパイス、鰹節、塩、レモン。ナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに華を添えます。120円
相変わらず休みの日も忙しく、昼まで仕込みをして仕入れに行き、また店に戻るなんてことをしている。もう少しゆっくり休みたいもんだが、休んだら休んだで今度はコイツを作って食わしてやろう、などと客の顔が浮かんできたりするので、結局同じことだ。
これを幸せという。いいじゃないか。
ということで皆さま、よい週末を!(^。^)
