ポンニライスとチェティナード、SSS3!

さて、米である。
インド料理の米は?と言うと、まずバスマティライスが上がるだろう。最近、知名度が爆上がりのビリヤニも多くがバスマティを使うし、札幌あたりだとそれ以外のインド米は手に入らない。

でも、それではバスマティがインドでは常に食べられているかというとそうではなく、インド北部やインドに接するパキスタンの一部の地域のみで生産され、その生産量はインドの米の生産量のほんの1%に過ぎないらしい。

これらの高級品種の香り米について調べると、インドのバスマティやタイのカオホームマリ(ジャスミン米)が有名であるが、実は日本でも香り米が生産されていることが分かった。へー!知らなかったぜ!

日本と同じように各国にもいろんな品種やグレードの米がある。バスマティにもいろんな品種があり、しかも生米と加熱処理したものもある。

そして、インドにはバスマティより一般的で、広く食べられている米がある。正直、俺もぜんぜんわからないのだが、分からないことを食って知ろうじゃないか。

ということで、今週末から2週にわたってインド米フェア!

バンコクのインド人街で米を買ってきたぜ!今週はポンニライスの巻!来週はソナマスリライス!コイツをチェティナードポークと合わせるぜ!いつもの裏スープはSSS3!

①ポンニライス(金土日各5合限定)
南インドはタミルナードゥ州カヴェリ川周辺で生産されている米の品種。

カヴェリ川は古代タミル文学ではとPonni(黄金の乙女)と呼ばれ、そこからポンニライスの名がつけられたとか。軽い口当たりの中粒米。100円ナリ。

盛りは普通盛り(200g)まで。中盛り.大盛りはいつものレモングラスライスをプラスするぜ!

②ポーク・チェティナード
インド、タミルナドゥ州の南部に位置するチェティナード地方は、スパイシーで香り高い、多様なスパイス使いの料理で知られています。

gop屈指の複雑なスパイス使いのスペシャルなカレー、今回はインドではあまり見かけ
ることのない、豚肉を使ったバージョン!

ローストしたスパイスをパウダーにして豚バラをマリネし、青唐辛子、玉ねぎ等を炒め、肉とトマトを入れて煮込み、仕上げにフェンネル、スターアニス、メース、チリ、カルパシなどを焙煎して作ったマサラを加え、水をほとんど加えず仕上げてあります。

羊よりもクセがなく、濃厚な旨みを感じる脂に、大量に入れたスパイスが溶け込み、柔らかくも突き抜けるスパイス感が甘い余韻となって消えていきます。

スパイス好き必食、必殺のポークマサラ。ベイビー美味いぜ!サイドメニューなので、ライスは付きません、すまん。

これとライスだけでも美味いですが、スープカレーや、他の副菜といろんな組み合わせで食べると、さらにオツ。オタメシアレ!420円。限定!

③ヒヨコマメの中東風ディップ
中東ではペースト料理が広く食べられていますが、コイツはgop風のディップ!!
ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がり、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

④スーパースパイシースープ3
いつものレギュラースープををオーバードライブさせたスパイス好きの為のスープ!
口にするとと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまっ
て消えていきます。ヤミツキ。100円。

②~④の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!

⑤大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!辛塩酸苦のクセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑥ナスと鰹節のピックル
赤唐辛子とマスタードシードの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。トロトロに煮込んだナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ

⑦パクタレ
常連さんに人気のパクチーのタレ。
ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!

⑧ビーツディップ
玉ねぎとニンニクを透き通るくらいに炒めて甘みを出し、茹でたビーツとジャガイモと合わせ、煎ったウラド豆やココナツ、乳製品などを加え、鮮やかな色合いのディップにしてあります。
荒めに砕いた黒胡椒と少量の青唐辛子とレモンで味を引き締め、ディルを加えて香りを立ててあります。人気者。120円

米でカレーと遊ぶなんてなかなか高級な趣味だと思うが、ウチの常連客は大喜びするに違いない。ウチの客は凄ぇんだ。
ということで皆さま、良い週末を!!(^。^)

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