ウェッター・ヒン!

俺「うむ…凄い……やっぱり…凄い……」
ジョン「ナニガスゴイッテ??」

「何ってお前、このカレー、凄く美味いんだ」
「スゴイダケジャワカラナイッテ!」
「まぁ、音で表すとジャキーンでピカッでドカーンだな」
「マスマスワカラン…テカ、オトデアラワスヒツヨウガアルノカ?」

「わかった、噛み砕いて説明する。俺の大学のクラスメートにJという、有名ヘビメタバンドでベースを弾いてる奴がいた。」
「フム」

「ある12月の初冬の朝、俺は通学途中で彼に会い、色々話しながら南9条橋を渡って学校に着いた」
「ナルホド」

「学校に着くと奴は皮ジャンの左肩の飾りを落としたのに気付き、凄く落ち込んでいたが、お気に入りの皮ジャンだったらしく次の日から飾りかたっぽ状態で学校に来ていた」
「オオ…ソレハオキノドクニ…」

「年が明け、雪解けが始まる時期、また俺たちは偶然会い、また南9条橋を渡り始めた」
「ウンウン、ソレデ?」

「そしたら突然Jがアッタ!!!!と叫び、3日間何も喰ってない犬のように素手で突然地面を掘り始め、氷の下から落とした左肩の飾りを掘りだしたんだ!」
「オオオオ!!!」

「数か月氷の下にあったので、多少漬かり過ぎたナスみたいになってたが、Jは物凄く嬉しかったらしく、こんなに喜んでいる人間は、今まで見たこと無いレベルの笑顔で左肩にそれを再装着したんだ。どうだ、ジョン。凄い話だろう??」
「ウン、スゴイ!ソレハスゴイワ!!!」

「わかったか、そのくらいこのカレーは凄く美味いんだ」
「エッ!?カレーノハナシダッタノ?ナガスギテワスレテタ」

「バカ者!人生というものは一言では表せないんだ!瞬間瞬間のドラマなんだよ。そこにマロンがあるのだ」

今これを読んでいる君たちとジョン
「ダカラ、ロマンダ

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シ!!!!!!」

ということで、明日からやります!
ミャンマーの豚カレー「ウェッター・ヒン」!!

豚バラ肉にターメリックと塩、魚醤をすりこんで寝かせた後、ピーナッツ油で炒めた玉ねぎ等と合わせ、スパイスで煮込んであります。

ミャンマーカレーの特徴は油が多いことであり、具材の旨味とスパイスが油に溶け込み、深い味わいと、ふわりと柔らかなスパイスの香りが日本人の口にも合い、大変美味しいです。

単体でも美味しいですが、スープカレーと合わせると、さらなる美味!
肩の飾りを氷の下から掘り出すような美味さ!!

ライスはつかないんでご注意!420円、限定っす!

ということで、今日はこれからスープカレー屋の飲み会に行ってきます。最近は暑くなってきたねぇ。
ではでは、良い週末を!!(^。^)

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