さて、ナンカレーに興味を持ち、スープカレーに魅せられてひょんなことからスープカレー屋になってからと幾年月。
興味は広がり、東南アジア、南アジア、中東といろんなカレーやスパイス・ハーブを使った料理を食ってきた。世界にはいろんなスパイス・ハーブ使いがあり、これが実に面白いのである。
日本には、唐辛子は1500年ごろ伝わったそうだし、日本のスパイスミックス「七味唐辛子」は江戸時代に考案されたそうである。山椒なんかはもっと古く、縄文時代の土器からも発見されているそうだ。
ざっくりいうと、東南アジアは生のハーブと塩辛の類を使用し、南アジアは乾燥スパイスを使うことが多い、
その他にギー、マスタードオイル、ごま油など多種の油や、乳製品、ココナツ、豆。主食は何か、宗教や地理要因、歴史的背景など、いろんな要素が絡んでくる。もう手に負えない。
手に負えないが、自分なりに勉強し、説明ができるものだけが店に出ることとなる。
出せなかったものは山ほどあるが、それでもいろいろ調べるのは自分の財産になる。
ということで、今週のザ・限定は中東風のスパイスミックスを使用した、SS4のポーク
マサラ！
しかも今回は、ウチの玄関先に生えている生のローズマリーとタイムをブチこんだ、いつもと違う香りの異色なバージョン！
ウチは毎週来る常連が多いからな。攻めるぜ！お楽しみに！！
①ラムカレー・スーパースパイシー4バージョン！
イスタンブールのアジアサイドの市場に行くと、様々なスパイスやスパイスミックスが売られており、その中でもミントやタイムなどのハーブを使った面白いものがあったので、作ってみましたぜ！
今までのgopには無かった味と香り！
ラム肉をスパイスでマリネし、シンプルに、炒めたタマネギやにんにく生姜、トマトなどと合わせて煮込んであります。
スパイスミックス自体は荒々しい味ですが、これでカレーを作ると優しい甘みとうまみを感じた後で口の中にスパイスが広がり、フィニッシュにハーブの香りへと変化していきます。ベイビー、オタメシアレ！！
単体でも美味いですが、スープカレーや他の副菜と、一口ごとに違う組み合わせで味変して楽しんでくれたまえ。ライスはつきません。420円ナリ！
②ヒヨコマメの中東風ディップ
ヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。
ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がり、ベイビー美味いぜ！オタメシアレ！120円
③スーパースパイシースープ3
いつものレギュラーのスパイス感をオーバードライブさせたスパイス好きの為のスープ！
口にするとと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまっ
て消えていきます。ヤミツキ。100円。
①～③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで！
④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス！
マスタードとヒングで香りを付けた油でにんにくと生姜を炒め、ローストしたメティ、マスタード、ターメリック、赤唐辛子、大根を加え、レモンで酸味をつけてあります。
味は強めに仕上げ、辛塩酸苦のクセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します！120円
⑤ヨーグルトのトルコ風ディップ
トルコにはメゼと言われる前菜の中でひときわ記憶に残っているのがヨーグルトのメゼ。濃厚で深い味わい。
水切りしたヨーグルトにニンニク、ミント、唐辛子、甘酸っぱいざくろのビネガー「ナール・エキスィシ」などを加えて作っています。その味は濃厚でクリーミー！！
そのままライスと食べても美味いですが、スープカレーや他の副菜と合わせると味がめちゃ深くなります。いろんな組み合わせでオタメシを！！120円。
⑥バジタレ
大人気の味変アイテム、香り高いバジルのタレだぜ！
今回はホーリーバジル！レモングラスのようなスパイシーな香りの立ちあがり。少しだけライスにつけ、スープと合わせると激ヤバ。60円ナリ！
ということで、昨日もSNSで書いたが、ユニクロエスタ店でgopTシャツとトートバッグを作ってきた。
店内にあるのはロゴの大きさが超デカく、売り場の横にあるコーナーで好みの大きさ、位置に変えれるのでコチラをオススメする。プリント時間はかかるけど、料金は同じでアリマス。
ではでは皆さま、良い週末を！(^。^)