ウェッターヒンとSSS9!

さて、今日は余市のgop農園にて種イモやヒラタケの植え付けをしてきた。大した作業
でもないのにアシコシに来てるぜ!

年中通して使えるほどの収穫は無いので普段は八百屋から仕入れているが、ウチは常連が非常に多いので変化をつけるためにわざと品種を変えたりしている。

農園産は秋には出せるかと。その代わり、知り合いの農家さんから越冬メイクイーンを仕入れてきた。ねっとり濃厚。順次出すぜ!

最近変わったことと言えば、突然ギターが弾けるようになった。

中学の時にギターで弾き語りを始め、その後エレキに持ち替えブルースを中心にいろんなジャンルのバンドをやってきた。

大して上手いわけでもないのだが、何故か周りの評価は悪くはない。

しかし数えきれないくらいライブなんぞをやってきたが、実のところ納得できるプレイというのはマジでほぼゼロに等しく「俺が弾きたいのはこうじゃない」という気持ちが常にあった。出してる音に意味が無い上にリズム感も悪く、過去の演奏なんか聴くとマジへこむ。

カレーならば、狙った味を出そうと作ると大体その通りになるのだが、ギターはそうはいかない。

それがつい先日あたりから突然、これが俺の弾き方だというのができるようになった。ピックは使わず右手の人差し指で弦をはじく。楽しくてずっと弾いていられる。これはバリバリのブルースバンドをやらないと。そのうちライブなんかやる暁には告知するんで、マニアックなカレー屋がどんな音を出すのか聴きに来てくだされ。

ということで、今週のザ・限定はミャンマーの豚カレー、ウェッターヒン!

ウチのは上品で柔らかく滋味深い味わいに仕上げている。本当は油をメチャクチャ使うのだが、ここは日本なので、いつもの限定の倍くらいの量に抑えている。合わせる裏スープは、レギュラーのボトムからトップまで気持ちよくブーストさせるSSS9!

①ウェッター・ヒン
道内では食えるところがほとんど無い、ミャンマーの豚カレーであります!豚肉にターメリックと塩、魚醤をすりこんで寝かせた後、ピーナッツ油で炒めた玉ねぎ等と合わせ、スパイスで煮込んであります。

大きく分けると水気の少ないシービャンというタイプと、シーレー・イェーレーと言われる水気の多いタイプに分類されますが、ウチは後者の方。

ミャンマーカレーの特徴は油が多いことであり、具材の旨味とスパイスが油に溶け込み、深い味わいと、ふわりと柔らかなスパイスの香りが日本人の口にも合い、ベイビー、美味いぜ!

ライスに少しずつかけ、混ぜて食べるのが吉。そこに時折スープカレーも合わせたりすると味が変化し、大吉!さらに副菜やライス横のgop漬を合わせたりすると超吉だぜ!ライスはつかない、すまん。420円!

②ヒヨコマメの中東風ディップ
中東ではペースト料理が広く食べられていますが、コイツはgop風のディップ!!
ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が加わるぜ!120円

③スーパースパイシースープ9 
裏メニュー。シンプルな4種の追いスパイスが、レギュラースープを低音から高音まで
バランス良くオーバードライブさせて強く深い味わいになります。そして長く残るスパイスの余韻!100円。

①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!クセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤パクタレ
人気のパクチーのタレ。ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!

⑥ナスと鰹節のピックル
スパイスの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。ナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ。

⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えて鮮やかな色合いのディップにしてあります。他のディップとは別のベクトルの、クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円

農作業を終えて仕込みから帰り、頂き物のLUSHのシャワージェルとボディコンディショナーで体を調え、今の俺は10代女子のようないい香りがするぜ!還暦だけど。

そしてまだ先の話になるが厨房スタッフを探している。なのでカレーを仕事にしてスパイスで人を喜ばせることで幸せを感じる奇特な人、乞うご連絡!

という事で皆さま、良い週末を!(^。^)

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