和出汁のミーンコロンブ!

さて、3月末に行く予定の、ネパールのビザが取れた。

前に行ったのは25年も前の話。
首都のカトマンズは田舎のゆったりした町で、舗装も王宮前くらいしかされてなかった

チャー2ルピー(6円)、モモというチベット餃子1皿10ルピー、宿も140円。
ネパール人の友達や、その友達たちと毎日遊びに行き、家でメシを食わせてもらったりした。

最近はダルバート(豆カレーとご飯のネパール定食)も日本で広がってきて、肉カレーがついた豪華なものをwebでよく見かけるが、俺がご馳走になったのはダルとバートとアチャールしかない質素な家庭料理だった。

あれから月日がたち、あのカトマンズもファッションビルやお洒落なカフェなどができているようで、昔の町を知ってる俺は驚きを隠せない。

しかし月日のおかげでネパールの友達ともSNSでつながることができ、一緒に飲みに行く約束をしているのが楽しみだ。しかし、新型肺炎の流行で、ネパールに入れるのか、入っても帰って来れるのかこればかりは神のみぞ知るってやつだ。

ということで、今週のザ・限定は、めちゃくちゃ人気のあるアイツ、和出汁のミーン・コロンブ!!

①ミーン・コロンブ 和風出汁Ver.!
さてさて、みんな大好きミーン・コロンブ!南インドの魚(ミーン)のカレーであります、これ、大人気だぜ!

香りの良い唐辛子やスパイスをローストし、パウダーに挽いて、魚を煮込んであります。

酸味はトマトとタマリンド。gopでは酸味を少なくココナツを使わず、軽めに仕上げてあります。
突き抜けるキラキラしたスパイスの香り!

いつもは水で煮込むのですが、大人気の昆布と鰹節の出汁Ver.!!

和出汁はスパイスをスポイルせず、後味に深い旨みと香りが残り、めちゃウマ!!!

仕上げにパクチーでさらに香りを複雑にしてありますが、苦手な人は「パク無し」とスタッフまで。

単体でも凄く旨いですが、スープカレーや副菜と合わせるとさらに複雑な味わいになる、オタメシアレ!
すこしずつライスにぶっかけ、混ぜて食いたまえ。限定、420円

②ヒヨコマメの中東風ディップ
もはや定番の人気者!

一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。

ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

③スーパースパイシースープ3
メニューに載ってない裏メニュー。レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。

いつものレギュラーのスパイス感をオーバードライブさせた、スパイス好きに大オススメのスープ!ヤミツキになるぜ!

ポピーシードを炒って使い、マサラを粗目に仕上げているので、飲み込むと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。

レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。100円。

①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
さてさて、混ぜて楽しい味変アイテム、インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!

マスタードとヒングで香りを付けた油でにんにくと生姜を炒め、ローストしたメティ、マスタード、ターメリック、赤唐辛子、塩して水出しした大根を加え、レモンで酸味をつけてあります。

味は強めに仕上げ、口に入れると「オオオ、辛くてしょっぱくて酸っぱくてちょっと苦い!」というクセになる味わい。ヤミツキになる大根の食感。

一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせたり合わせなかったりしてお楽しみ下され!120円

⑤ヨーグルトのトルコ風ディップ
トルコにはメゼと言われる前菜があります。

その中でひときわ記憶に残っているのが濃厚なヨーグルトのメゼ。

トルコではヨーグルトは様々な使われ方をしており、ヨーグルトはトルコ語の「ヨウルト」からきているそうであります。

gopでは、水切りしたヨーグルトにニンニク、ミント、唐辛子、甘酸っぱいざくろのビネガー「ナール・エキスィシ」などを加えて作っています。その味は濃厚でクリーミー!!

そのままライスと食べても美味いですが、スープカレーや他の副菜と合わせると味が膨らんでもっと良くなる!いろんな組み合わせでオタメシを!!120円

最近は、ネパール料理についていろいろ勉強している。楽しいが、これがサッパリわからない。
幸いなことに、いろんな達人の方々とつながっているので参考にさせていただいてる次第。

国、文化、風土、宗教などが違っても、人間は皆、食べる。
現在、どうしてこうなってきたのかを考えるのがマロンであります。

客「ロマンだろ」

ということで皆さま、良い週末を!!(^^)/

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