ラムティッカマサラ！

チキンティッカ。実に美味い。インド風の焼き鳥の事で、ヨーグルトやスパイスに肉を漬け込み、焼いたものだ。タンドーリチキンとの違いは、切り分けてあるかどうからしいが、パキスタンで食ったものは、骨付きのレッグ1本のものだった。じんわりと染みたスパイスとヨーグルトの酸味が、鶏肉の旨みをさらに膨らませ、噛めば噛むほど旨みが口に広がる。あの店は美味かったなぁ。親切な店員さんで、言葉がまるで通じなく、指さし会話帳と身振りでなんとか注文したが、チキンカレーもチキンティッカも、連日通うほど安くて、びっくりするほど美味かった。難を言えばムスリムの国なので、酒が無いこと。写真は西インド、ムンバイで食べたチキンティッカ。宗教における食文化の影響は実に大きい。イスラムでは酒は禁止だが、キリスト教ではワインはキリストの血なので、大歓迎、というわけだ。何はともあれ、今週のザ・限定は、ヒサビサやります！ラムティッカマサラ！コイツは仕込みが大変な上に、大量の煙が発生するため、夏場は苦情が来ないように自粛していたのですが、この煙こそコイツの命！重労働しただけの味と香りに仕上がってますぜ！それとお知らせ！明日9日の金曜は19時までの営業っす！カレースターの水野仁輔さんが料理教室で来札するので、知りたい事や疑問点が多々あり、メシを食いながら色々話を聞こうかと思います。ということで、明日からやるぜ！ラムティッカマサラ！①ラムティッカマサララムティッカとは、スパイスを入れたヨーグルトでマリネした羊肉を、北インドなどで使用されるタンドールと呼ばれる窯で焼いたもの。前にインドに行った時、肉、チーズ、パンなどいろんなものを数多く焼く、現地のタンドール料理は、いぶしたような香ばしい香りが付くことを知ったので、タンドールの無いgopであの感じを出すため、セラミックの焼き網に1日マリネした肉を乗せ、中華鍋をひっくり返してかぶせる、という偽タンドール方式で、表面が少し焦げるくらいまで焼いてあります。そいつをスパイス、トマト、ヨーグルトなどで作ったグレービーに入れ、生クリーム、バターでブ厚い風味を加え、メティの葉で香りを出して煮込んであります。もうもうたる煙で俺まで香ばしくなりましたが、グレービーに香りが移り、その出来や、良し！単体でも美味いですが、スープカレーと混ぜてなお良し！正直、めちゃウマですぜ！ライスは付かない、すまん。450円ナリ！②ズッキーニの中東風ディップ中東には、ヒヨコマメでつくったホムス、焼きナスで作ったムタバルといったペースト状のような料理が広く食べられています。パンにつけたりして食べると最高に美味いですが、gopのは、ズッキーニを使ったオリジナルだぜ！ごま油で焼いたズッキーニを、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、ペーストにしてあります。これ、めちゃウマ！ライスに合わせても美味いですが、さらにスープカレーを合わせるとクリーミーな風味が広がり、実に美味いです。余市のgop農園産のズッキーニは無農薬有機栽培。オタメシアレ！！120円③スーパースパイシー2メニューに載ってない裏メニュー。いつものスパイシースープはそれほどスパイススパイスした感じではないですが、コイツはレギュラースープをオーバードライブさせた、キレキレのスパイス使いのスープ。カルパシやスターアニス、メースなどで作ったマサラを加え、大変複雑な味と香り！スパイスマニア必食！ 通常より辛く、香り高くなります。100円。④パクタレメニューに載ってない裏メニュー。言わずと知れた、大人気のパクチーのタレ。しかも無料！風味が強いので、ほんの少しライスに付け、他のカレーと混ぜたり混ぜなかったり。スタッフまで「パクタレ」と。全部の人はいつも通り「オール」とスタッフまで。今日はスリ狂時代から食べに来てくれてる種田さんのヘアサロン「Hair En’s」で髪をカラーリングしてきたぜ！ファッションには全然関心が無いのだが、髪があるうちにいろいろやる。50超えてグレると、手がつけられん。ということで、寒くなってきましたが、アツくやるぜ！ではでは皆さま、良い週末を！！(^。^)