ミーンコロンブ和出汁香味油スペシャルとSSS5!

世の中にはいろんな油がある。

ウチの店だけでもサラダ油、ココナツオイル、ピーナツオイル、ギー、バター、ゴマ油、マスタードオイル、オリーブオイル、鶏油などを使っている。
油とは、食用からエンジンの稼働、皮製品の手入れからカカトのケアまで使用される凄い奴なのだ。

それぞれいろんな個性があって面白い。
ココナツオイルなんかは発煙点が低いのですぐに煙が出てきて最初はビビったし、発煙点の低いのを利用し、わざと焦がすためにバターを入れたりする。マスタードオイルは香りが苦手なので、加熱して香りを飛ばしてから使う。

日本では3~4世紀くらいから植物油が使われるようになったが、植物油を使った料理の一般普及は明治中期以降だそうだ。

この他にも中華やラーメンで使う、ネギや海老などの香りをつけた「香味油」というものがある。

先日、ミャンマーふりかけを作った。ターメリックを入れた油でにんにく、玉ねぎ、干し魚を揚げていくのだが、その際干し魚の香りが移った、大変香ばしい油ができた。今週はそれを使う。

なので今週のザ・限定は、大人気和出汁ミーンコロンブのスペシャル香味油バージョン!コイツは凄いぜ!これに複雑な香りの裏スープSSS5を合わせるぜ!

①ミーン・コロンブ 和風出汁香味油スペシャル!!
さてさて、みんな大好きミーン・コロンブ!南インドの魚(ミーン)のカレーであります!

香りの良い唐辛子やスパイスをローストし、パウダーに挽いて、魚を煮込んであります。酸味はトマトとタマリンド。gopでは酸味を少なくココナツを使わず、軽めに仕上げてあります。突き抜けるキラキラしたスパイスの香り!

今回は、香り高い干し魚の香味油を使用。
この威力は物凄く、口の中に深い香りと味わいの余韻が、メチャクチャ長く続きます。

いつもは水で煮込むのですが、大人気の昆布と鰹節の出汁Ver.!!和出汁はスパイスをスポイルせず、スパイシーな仕上がり。

今回はパクチーではなく、小ネギバージョン。単体でも凄く旨いですが、スープカレーや副菜と合わせるとさらに複雑な味わいになる、オタメシアレ!すこしずつライスにぶっかけ、混ぜて食いたまえ。限定420円

②ヒヨコマメの中東風ディップ
ヒヨコマメを煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、ペーストにしてあります。ライスに合わせたり、時折スープカレーを合わせ味変しながら食べるとクリーミーな風味がプラス。120円

③スーパースパイシースープ5
16種類のスパイスを合わせた、スパイス好き向けの、gop屈指のめちゃくちゃ複雑な香
りのマニアックなスープ!
高域のスパイス感が増幅され、フィニッシュに甘みと快い苦みと独特の香りが抜けていきます。香り高し!100円

①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!クセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤ヨーグルトのトルコ風ディップ
水切りしたヨーグルトにニンニク、ミント、唐辛子、甘酸っぱいざくろのビネガーなどを加えた濃厚でクリーミーなディップ!!味変アイテムとして合わせると、味がとても深くなります。120円。

⑥パクタレ
人気のパクチーのタレ。
ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!

⑦ビーツディップ
玉ねぎとニンニクを透き通るくらいに炒めて甘みを出し、茹でたビーツとジャガイモ、煎ったウラド豆やココナツ、乳製品などを加え、鮮やかな色合いのディップにしてあります。荒めに砕いた黒胡椒と少量の青唐辛子とレモンで味を引き締め、ディルの香り。人気者。120円

⑧ミャンマーふりかけ
ミャンマーではンガピジョーとかバラチャウと呼ばれる、干し魚や干し海老を使ったふりかけがあります。
ターメリック油で玉ねぎ、ニンニク、干し魚を荒く臼で叩いたものを揚げ、唐辛子、蝦醤、魚醤を合わせてあります。噛めば噛むほど広がる香ばしさと旨味!120円。

先日、20代の頃に働いていた会社の部下が食いに来てくれた。いやぁ嬉しいねぇ。

メチャクチャ忙しい会社で、楽をして責任を取らないで生きてきた俺は鍛えられ、今では自分の作りたいカレーを作って暮らす毎日。人生は積み上げるもんだと知ったあの頃。
残り少なくはなってきたが、もうちょっと積むぜ!

ということで皆さま、良い週末を!(^。^)

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