ミャンマーカレーとミャンマーふりかけとSSSX!

さて、今日は余市のgop農園で農作業をしてきたぜ!

インドで買ってきた唐辛子の種を取って植えたグンドゥチリ(丸形唐辛子)とカシミリチリ(辛さはあまりなく、色と香りがいい唐辛子)も発芽してきた。秋の収穫が楽しみだぜ!

20年以上カレーをやっているが、やっと技術が安定してきたようで、ここんところなかなかいい出来のスープを作れている。

ウチは隠し味も無く塩とスパイスで味を作っているのだが、重要なのは温度の上げ方と沸騰のさせ方だ。

カレーは繊細で、スパイスの香りが逃げないよう、そして油溶性のスパイスの成分を油に溶かし込むように慎重に作る。状況で沸騰のさせ方を調節する。これで表情がかなり変わる。実に面白い。

ということで、今週のザ・限定はミャンマーの豚カレーウェッターヒン!

先日バンコクで仕入れてきた干し魚でミャンマーふりかけも作ったので、ザ・グレイト・アメイジング・ミャンマーフェアの大開催だぜ!!!

客「2品しかないじゃん」

そういえばミャンマーふりかけをミャンマーカレーと一緒に食ってもらってないな、と思った次第。ふりかけは今回仕込み分でとりあえず終了。そして!ナスと鰹節のピックルも再登場。お楽しみにー!

①ウェッター・ヒン
道内では食えるところがほとんど無い、ミャンマーの豚カレーであります!

豚肉にターメリックと塩、魚醤をすりこんで寝かせた後、ピーナッツ油で炒めた玉ねぎ等と合わせ、スパイスで煮込んであります。ウチのはスィーレーイェーレーと言われる汁ダクタイプ。

ミャンマーカレーの特徴は油が多いことであり、具材の旨味とスパイスが油に溶け込み、深い味わいと、ふわりと柔らかなスパイスの香りが日本人の口にも合い、ベイビー、美味いぜ!

ライスに少しずつかけ、混ぜて食べるのが吉。そこに時折スープカレーその他副菜も合わせたりすると味が広がるぜ!ライスはつかない、すまん。420円!

②ヒヨコマメの中東風ディップ
ヒヨコマメを煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、ペーストにしてあります。ライスに合わせたり、時折スープカレーを合わせ味変しながら食べるとクリーミーな風味がプラス!120円

③スーパースパイシースープX
SSSの中でも神出鬼没なその時だけのスパイスミックス!
今回は結構複雑。レギュラースープに香ばしく複雑な風味が加わり、さらに香り高い仕上がりになるぜ!スパイスマニア向けの裏スープ。100円

①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!クセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤ヨーグルトのトルコ風ディップ
水切りしたヨーグルトにニンニク、ミント、唐辛子、甘酸っぱいざくろのビネガーなどを加えた濃厚でクリーミーなディップ!!味変アイテムとして合わせると、味がとても深くなります。120円。

⑥パクタレ
人気のパクチーのタレ。
ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!

⑦ナスと鰹節のピックル
スパイスの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。トロトロに煮込んだナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ

⑧ミャンマーふりかけ
ミャンマーではンガピジョーとかバラチャウと呼ばれる、干し魚や干し海老を使ったふりかけがあります。
ターメリック油で玉ねぎ、ニンニク、干し魚を荒く臼で叩いたものを揚げ、唐辛子、蝦醤、魚醤を合わせてあります。噛めば噛むほど広がる香ばしさと旨味!120円。

先日、元スタッフのヒトミちゃんがgopTシャツを作ってプレゼントしてくれた。
なんだかカッコ良くて店で着るのがもったいない。コイツはオフの日に着ることにし、今まで通り店では他店のTシャツを着ることとする(笑)。

ということで皆さま、良い週末を!!(^。^)

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