さて、今週はカレー好き必食の、超激レアなのをやるぜ!
アジアを旅すると、いろんな種類の唐辛子があることが良く分かる。
大きさや色、形も千差万別。メチャクチャ辛いのもあるし、そうでないものもある。
ピーマンなんかは辛くない唐辛子だ。万願寺唐辛子なんて焼いただけでも美味いし、トルコにはイソットビベルという、薫香のような香りのする旨味の強い唐辛子があったり、インドには俺の大好きなヨーグルトに付けて乾燥させた唐辛子を揚げたカードチリというものがあったりする。
インドにはカシミリチリと呼ばれる、鮮やかな赤色で香りが高く辛味の少ない唐辛子がある。
コイツはマジ入手困難で、最近になってやっと日本でも買えるようになった。ウチではコールハープリに使っているが、あのキレイな色がカシミリチリの色。
南インドに行くとよく見かけるのは丸い形のグンドゥチリ。これも日本ではなかなか買えない。サクランボのようなカワイイ形だが、こちらも香り高くてしっかり辛味もある、俺が好きな唐辛子である。
今年のgop農園ではこの2種類の唐辛子を栽培収穫した。完熟した赤いのもあれば緑のものもある。
赤い乾燥したものは両者とも(メチャ高いが)通販で買えるようになったが、生の青唐辛子バージョンはかなり貴重。生産者直でないと、なかなか手に入らないぜ!
なので、今週のザ・限定はカシミリ・グリーンチリポーク!
インドではインド中華のチリ・チキンやチキン・マンチュリアン(満州の意)などを時折見かけるが、今回のは緑のカシミリチリを贅沢に使ったインドバージョンのチリポーク!グンドゥチリのスライスも添えるぜ!合わせる裏スープはSSS2!ヒサビサにココナツプリンもありまーす!
①超激レア! カシミリ・グリーンチリポーク
さてさて、今回の超限定!緑色のカシミリチリを使ったカシミリ・グリーンチリポーク!
美しい色合いと風味の高さ、そして辛味の少ない赤い乾燥カシミリチリは日本では手に入らずわざわざインドまで買いに行っていましたが、ここ数年でやっと東京あたりでパウダーを入手することができるようになりました。
しかし今回はさらに希少な、完熟していない余市のgop農園で種から育てた緑色のカシミリチリを使用。ベイビー、激レアだぜ!
軽く炒めた玉ネギやにんにくショウガに、豚肉やスパイス等を合わせ、仕上げにカシミリチリをピューレにしたものを加えて煮込んであります。干すとシワシワのカシミリチリですが生だとツヤツヤで、グレービーにフレッシュな旨味と香りが溶け込み、そして辛味が少ないとはいえ大量に使っているので抜けるようなシャープな辛味が楽しめます。
そのままライスと合わせても美味いですがスープカレー他副菜と合わせたり、レモンとも相性がとてもいいのでライス横のgop漬けに合わせるのも大吉であります!オタメシアレ!
自家栽培の生カシミリチリを使用。今回以降は生を冷凍保存したものを使用予定。4
20円ナリ。
②ズッキーニの中東風ディップ
軽く焦げ目が付くくらいズッキーニを焼き、煎った白ゴマ、ニンニク等と合わせてペーストにしてあります。
時折薬味として味変しながら食べると違う風味が加わり、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円
③スーパースパイシースープ2
裏メニュー。いつものスープをスパイスでオーバードライブさせた、香り高いスープ!カルパシなんかも使った、複雑な抜けるようなスパイス感。100円。
①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!
④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!クセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円
⑤パクタレ/バジタレ
人気のパクチーのタレ。バジルバージョンのバジタレもアリ。ほんの少しの量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ!
⑥ナスと鰹節のピックル
スパイスの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。トロトロに煮込んだナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ。
⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えて鮮やかな色合いのディップにしてあります。粗びき黒胡椒と少量の青唐辛子とレモンで味を引き締め、ディルの香りをプラス。他のディップとは別のベクトルの、クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円
新しい事をやる際は必然的にいろんなことを調べることになって時間も手間もかかるが、飲みながらする作業は楽しいし自分の中の畑を耕すようなもんだ。いいじゃないか。
と言うことで皆さま、良い週末を!(^。^)