さて、年の瀬だぜ!
年末年始の営業は29(日)まで!
30(月)~1/3(金)は休みだぜ!年明けは4(土)からになりまーす!
この一年を振り返ろうと思ったが、もっともっと振り返ってみるとこれが面白い。今はほとんどやっていない、自分では忘れていたいろんなメニューが書いてある。
スープカレーから始め、キーマやタイカレー、2012年6月にはマレーシアのカリーアヤムが登場する。その他とりめん・ぶためんの超人気麺シリーズやパパド、牡蠣のスパイス焼き、イカのライスペーパー包み、ミャンマーカレー、スリランカのポルサンボール、ホタテのタイ風刺身、白身サンバル、白レバートマトマサラ、アジアン麻婆豆腐などなどなどなど。よくもまぁこんなにいろいろ考えて作ってきたもんだ。
そこで、今年最後のザ・限定は何にしようかなと思ったが、やっぱり思い出深いコイツ、ポークチェティナードで攻めるぜ!
北海道ではチェティナードという地域はほぼ誰にも知られていなかった8年前に南インドまで行き、カルパシやベイリーフ(インドではローリエではなくシナモンの葉)等を仕入れ、家で何度も試作を重ね、東南アジアから抜け出して出来たgop初の南インドのカレーがこれだ。
実はその前のスリランカでは宿の厨房に入り込んで教えてもらってりもしたのだが、何をもってスリランカカレーとするのかが掴めなく、よく分からないもので客からカネを取るワケに行かないのでお蔵入りになってしまっていた。
今でもチェティナードとは、と問われると「分からん」としか答えれないが、少なくともこっち側という矢印は掴んでいるので出している。そしてこのカレーの登場で西インドや中東方面まで視野が広がっていく、俺にとっては記念すべき作品だ。今年はこれでシメるぜ!
合わせる裏スープはSSS3!限定で3種の柑橘ピックルもありまーす!粗挽きラムキョフテは4人前。今年いっぱいで終売予定!
①ポーク・チェティナード
インド、タミルナドゥ州の南部に位置するチェティナード地方は、スパイシーで香り高い、多様なスパイス使いの料理で知られています。
gop屈指の複雑なスパイス使いのスペシャルなカレー、今回はインドではあまり見かけることのない、豚肉を使ったバージョン!
ローストしたスパイスをパウダーにして肉をマリネし、青唐辛子、玉ねぎ等を炒め、肉とトマトを入れて煮込み、仕上げにフェンネル、スターアニス、メース、チリ、カルパシなどを焙煎して作ったマサラを加え、水をほとんど加えず仕上げてあります。
濃厚な旨みを感じる脂に大量に入れたスパイスが溶け込み、柔らかくも突き抜けるスパイス感が甘い余韻となって消えていきます。スパイス好き必食、必殺のポークマサラ。ベイビー美味いぜ!サイドメニューなので、ライスは付きません、すまん。
これだけでも美味いですが、スープカレーや、他の副菜といろんな組み合わせで食べると、さらにオツ。オタメシアレ!420円。限定!!
②ズッキーニの中東風ディップ
余市のgop農園産の無農薬有機栽培ズッキーニを使ったディップ!ライスに合わせ、さらにスープカレーその他副菜を合わせるとクリーミーな風味が広がり、実に美味いです。オタメシアレ!!120円
③スーパースパイシースープ3
レギュラースープををオーバードライブさせたスパイス好きの為のスープ!香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。ヤミツキ。100円。
①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!
④大根のピックル
インド式のピクルス!辛塩酸苦のクセになる味わい。スープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円
⑤パクタレ
パクチー好きに大オススメ!
ほんの少しの量をライスに付けスープカレーと共に口に入れると、広がる旨みと香り!60円
⑥ナスと鰹節のピックル
スパイスの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。カレー華を添えるぜ!120円ナリ。
⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒ったココナツ、乳製品などを加えた鮮やかな色合いのディップ。粗びき黒胡椒と少量の青唐辛子とディルの香り。他クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円
⑧三種の柑橘のピックル
柚子ほか希少な国産柑橘を頂いたので、ザ・限定でピックルにしたぜ!本来は保存食なんで塩など強めな味だけど、味見をすると結構フルーティで香りがいいので、あえて優しめの味に仕上げ、カレーと合わせて楽しめるようなチューニング。大き目の皮と果実をよく噛んでいるうちに苦みと共にいろんな味と香りが変化して立ち上がるざぜ!オタメシアレ!ザ・限定120円
以前にやっていたイロイロなサイドメニューは、そのうち復刻シリーズとかやったら面白いかなぁと思いつつ、先日届いた小林真樹著「深淵なるインド料理の世界」を貪り読んでいる。今年もお世話になったぜ!ではではまた来年もヨロシクっす!
ということで皆さま、良いお年を!(^。^)