さて、先週インド・タイから帰ってきたばかりだが、次はトルコあたりも面白いんじゃないかと思っている。アジア圏は物価が安いので、タクシーを使ってもいいのだが、やっぱり路線バスが面白い。なんせ安いし、地元の人の様子を観察することもできる。そして、無事にたどり着けるかどうかのスリルも味わえる。タクシーはきちんと走ってくれるが、時折メーターを布で見にくくしてボる奴がいる。リキシャも交渉が必要だ。でも、ボられても大した金額ではない。バンコクのエアコンなしのバスは、どこまで行っても定額だったが、ハイデラバードのバスは乗ったら行先を言って金を払わなくてはならない。当然、行先の地名なんて知らないので、グーグルマップを見せて指さし、この辺だ!などと吠えるのが関の山だが、たいてい何とかなる。両替は、タイなら円で持っていき、街中の両替屋で両替するのが一番いいのだが、インドでは円からルピーに替えられるところは多くないので、手数料がもったいないが、日本でドルを買い、現地に持っていくことにしている。いつも通り、今回の旅行の写真はFacebookの「アルバム」に後程アップします。解説を付けるのは面倒なんだけど、楽しいんだよねぇ。要チェケラ!→https://www.facebook.com/makoto.kubota3/photos_albums写真は市場で買ってきた唐辛子2種と、動画でしか見たことなかったドライココナツ!明日からのスペシャルは、仕入れたてのコイツらを使って作るぜ!!①ラム・コールハープリこれ用のマサラだけでスパイスを15種類も使った、大変複雑なスパイス使いの西インドカレーであります!!大都市ムンバイからプネーを通り、南下したところにコールハープルという町があります。なので、コールハープル風ラムカレーの意。注文すると、スパイシーだけど大丈夫か?と聞かれるくらい、スパイシーで香り高いのが特徴。あちこちで食べましたが、見事に各店味が違い、共通のベクトルを見つけて試作を繰り返しました。スパイスでマリネした肉を炒めタマネギ、トマトなどと合わせ、ナグケサーという珍しいスパイスや、白ゴマ、メース、キャラウェイ、スターアニス等を使い、とても複雑なスパイス使いで作ったカンダラスンマサラを加えて煮込んであります。真っ赤な色は入手困難なカシミリチリ。色味がキレイで香り高いトウガラシであります。キワ立つ香りと複雑で鮮烈なスパイス感、ラムの旨み。ベイビー、やみつきになる美味さだぜ!が、辛いの苦手な方はご遠慮アレ。ライスに少しずつかけ、カレーや副菜、gop漬けと混ぜたり混ぜなかったりしてどーぞ!ライスはつきません。420円ナリ。②ヒヨコマメの中東風ディップ中東には、ヒヨコマメでつくったホムス、焼きナスで作ったムタバルといったペースト状のような料理が広く食べられています。パンにつけたりして食べると最高に美味いですが、gop風のホムスの登場!!一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べると、クリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円③スーパースパイシー3メニューに載ってない裏メニュー。1,2のように珍しいスパイスは使ってないですが、ガツンときます。レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。いつものレギュラーのスパイス感をオーバードライブさせた、スパイス好きに大オススメのスープ!ヤミツキになるぜ!ポピーシードを炒って使い、マサラを粗目に仕上げているので、飲み込むと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。100円。①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!ということで、今日もこれから試作。先週の手直しで、今日はギーを使い、玉ねぎを倍にして、レモン汁も足してみようかと。さて、どうなるかな。ではでは皆さま、良い週末を!!(^。^)
ラム・コールハープリやりまーす、
2019年4月11日