ラムキョフテスープカレーとゴダマサラポークとSSS3!

日本には「焼き鳥」という素晴らしい食べ物がある。

飲みに行くということは現在殆ど無いのだが、焼き鳥は塩で注文することが多い。というか、塩だけであれだけ美味いものを作る作り手の技に驚嘆しつつ、口に残った脂と余韻を酒で流し込むのがたまらない。

一方ケバブ、またはカバブという料理には異国への憧憬を感じる。

俺なんかはまずはムスリムの肉料理!と思うのだが、この料理は焼き鳥と比べるともっと幅広いくくりになり、野菜や魚なんかのグリルも入るし、グルグル巻きにした肉を焼いてナイフでこそげ落として食う物や、串焼き、ミンチをサンダル型にして焼いたり揚げたりするものもあったり、タンドーリチキンなんかもメニューでケバブの項目に書かれていたりする。緑のや白いのや味付けもいろいろあり、千差万別。

でも、大体海外へ行くとケバブはムスリム料理屋で食うことが多く、そうなるとビールやワインでケバブを食うという素晴らしい行為ができないことも多い。酒が置いてないのである。しかし!この問題を解決してくれるのがトルコという国だ。

国旗の月と星のマークはイスラムの象徴だが、この国は政教分離なので、美味いケバブと美味い酒を楽しめる。街並みはキレイだし、料理が美味いのも有名。

この国での最初のメシがキョフテ・エキメッキ(パン)だった。ミンチ肉をハンバーグのように焼いたものがパンで挟んである。コイツがこれまた美味かった。写真はその時のキョフテ。gopではフライパンで焼きますぜ!

なので粗挽きラムキョフテのスープカレーをやるぜ!1日4人前限定、取り置き不可であります。毎日しばらくやる予定。

そして、今週のザ・限定は西インドの複雑なマサラを使ったゴダマサラポーク!香り高いぜ!合わせる裏スープはバランスのいいSSS3!

★粗挽きラムキョフテのスープカレー
さて、gopでは珍しいラムスープカレーの登場だぜ!
スパイスやヨーグルトなどを合わせた粗挽きラムのキョフテを焼いた後、スープカレーで煮込んであります。ベイビー、美味いぜ!

肉々しく粗挽きラムなので、ポイントは良く噛むこと。噛んでいるうちにラムの旨味とスパイスが湧き上がってきます。また、最初のうちにキョフテを崩しておくと、時間の経過とともにスープカレーに旨味とスパイスが広がり、どんどん深い味わいになっていきます。

ボリューム満点!調理に時間がかかるので提供順番が変わることがあるのと、ラムは原価がメチャクチャ高い上に手間もかかるのでチと高いですが、ご容赦&オタノシミアレ!!
・キョフテ野菜・キョフテきのこ1500円・キョフテ野菜きのこ 1670円

①ゴダマサラポーク
インド中西部マハラシュートラ州のミックススパイスである、ゴダマサラを使ったポークマサラ!

総じて、マハラシュートラのマサラはかなり複雑。今回のgopのゴダマサラは13種類のスパイスを使用しています。

豚肉をスパイスやヨーグルトなどでマリネし、じっくり炒めた玉ねぎやトマトを加え、水をほとんど加えずゴダマサラを入れて煮込んであります。コクのある深い旨みと、香ばしくて複雑なスパイスの大変香り高い仕上がり。

単品でも美味いですが、スープカレーや他の副菜と合わせると、味変でいろいろ楽しめます。ライスはつきません、勘弁。420円

②ズッキーニの中東風ディップ
gop農園ズッキーニを焼き、煎った白ゴマ、ニンニク等と合わせてペーストにしてあります。時折薬味として味変しながら食べるとクリーミーな風味が加わり、ベイビー美味いぜ!120円

③スーパースパイシースープ3
レギュラースープををオーバードライブさせたスパイス好きの為のスープ!口にするとと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。ヤミツキ。100円。

①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!クセになる味わい。一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤バジタレ
大人気パクタレのバジルバージョン。今回はgop農園のスイート、ホーリーの2種類を使用。香り高し!60円

⑥ナスと鰹節のピックル
スパイス油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。カレーに優しく華を添えるぜ!120円ナリ。

⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えてディップにしてあります。他のディップとはまた違ったクリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円

注文していた「食で巡るトルコ」が届いたぜ!これは面白そうだ。極端なものでなければ、調理法なんてのはどこの国もだいたい共通しているが、音楽と同じように味のバリエーションは地域や文化圏でいろいろ違う。それを知って考えるのが面白い。サビついた頭に油を差すのだ。

ということで皆さま、良い週末を!(^。^)

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