基本的に、俺はスナック菓子はほとんど食べない。しかし、時々チョコは食う。中でも俺が好きなのは「でん六のピーナッツチョコ」だ。
俺はでん六を知らず、何故この会社のチョコは美味いんだろうかと調べると、ナッツに強い会社だということが分かった。きっと品質や扱いがいいのかもしれない。ボリボリ食ってしまう。
以前、インドのハイデラバードに行った事がある。
ここはハイデラバード式のビリヤニが有名で、いつものように適当にバスに乗って食いに行ったのだが、俺が食いたかったのはこの地域のビリヤニに付いてくるミルチ・カ・サラン(唐辛子のサラン)だった。
インド料理では、炒った香ばしさや濃厚なコクを出すために油脂の多いナッツ類を使う事がよくあるが、これはピーナッツを使った面白いもので、どんな味なのか知りたかった。
ただ、以前にラッサムについて調べていた時に、チキンラッサムという肉を入れたものがあって驚いた経緯があったので調べると、チキンのサランというものを発見した。しかし、いろいろ調べてもピーナッツを使ったバージョンは見つからなかった。
今、改めて調べると、サランというのは日本で言う「カレー」のようなもので、北インドとかパキスタンのカレーに使われている言葉のようである。
だからネットで検索してもハイデラバード以外の地域の情報しか見ていなかった可能性があるが、その時はそれを知らなかったので「なぜチキンのサランにはピーナッツを使わないのか」という疑問に頭を抱えていた。
そんな時に、宿の裏にあった食堂でチキンカレーとルマリという薄焼きパンを注文したところ、そこのチキンカレーはとても美味しいピーナッツ味のカレーだった。やっぱあるじゃん。
ちなみに、インドのどこかの別な店のメニューにはサンバルライスというサンバル雑炊みたいなものがあり、ん?と調べるとラッサムライスもあることが分かった。もういいトシだが、知らないことを知ると嬉しくなる。
ということで今週のザ・限定はヒサビサ登場ピーナッツポーク!ベイビー、コイツは美味いぜ!
炒った生ピーナッツとポピーシードをペーストにし、香り高いギーで炒めた玉ネギ等とスパイスでマリネした豚肉を煮込んであります。めっちゃいい出来。合わせる裏スープは複雑ナンバーワンSSS5!粗挽きラムキョフテのスープカレーは限定6人前できるぜ!
①ピーナッツポーク
インドカレーでは、リッチな味の奥行きを出すため、カシューやアーモンド等のナッツ類を使うことがありますが、こちらはハイデラバードで食べたピーナッツを使用したカレーのオマージュであります!
たっぷりのギーで浅めに炒めた玉ねぎ等に、煎ったスパイスやヨーグルトなどでマリネした豚肉を加え、トマト、水を加えてピューレにした生ピーナッツを入れ、煮込んであります。
煎ったポピーシードも加え、ギー、浅め炒めの玉ねぎの甘み、ピーナッツのクリーミーさが豚の脂と絡み、そこに強烈なスパイスのキックがやってきます。今までにない味わい。ベイビー、コイツはヤバいぜ!
これだけでも美味いですが、副菜等と合わせると、さらに奥行きが増します。ライスはつきません、すまん。420円。
②ズッキーニの中東風ディップ
焼いたズッキーニを、ニンニクやレモン汁、白ゴマなどと合わせ、ペーストにしてあります。ライスに合わせても美味いですが、さらにスープカレーを合わせるとクリーミーな風味が広がるぜ! 120円
③スーパースパイシースープ5
16種類のスパイスを合わせた、スパイス好き向けのgop屈指のめちゃくちゃ複雑な香りのマニアックなスープ!高域のスパイス感が増幅され、フィニッシュに甘みと快い苦みと独特の香りが抜けていきます。100円。
①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!
④大根のピックル
インド式のピクルス!辛塩酸苦のクセになる味わい。スープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円
⑤パクタレ
パクチーやにんにく、ナムプラー等を合わせ、ペーストにしてあります。少量で効くので、ほんの少量をライスに付け、スープカレーと共に口にいれると、広がる旨みと香り!60円ナリ。
⑥ナスと鰹節のピックル
スパイスでトロトロに煮込んだナスと鰹節のうま味が一体となり、カレーに優しく華を添えます。120円ナリ。
⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えた鮮やかな色合いのディップ。粗びき黒胡椒と少量の青唐辛子とディルの香り。他クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円
12月は半ばにちょっと東京に行ってくる。
今までは人気過ぎて食うのが困難だったりする店は行けてなかったが、食わないうちに一生を終えてしまうのはヤなんで、ちょっと頑張ってくる。詳細は後日お知らせするぜ!
ということで皆さま、良い週末を!(^。^)