さて、2022年を無事に迎え、そろそろ正月気分も抜け、皆々様方も少しずつ、普段の日常生活に戻りつつあるのでは、と場末のカレー屋の愚店主は思っております。
そこで、新年を寿ぐプレゼントとして、私はこの1枚の写真を、皆さま方一人一人に送
らせて頂きたい。
この写真は、今を去る事三十有余年、琴似のダイエーで入手したものである。
その時私は、インスタントの証明写真を撮りに行ったのだが、出来上がった写真を機械の備え付けのカッターで切る際、ゴミ箱の切りクズの中からこの写真を発見した。
このおじさんが、2枚目を写した時に撮影が終わったと思い込み、立ち上がったところ
に3枚目のシャッターが切られた超貴重な写真だぜ!
客「そんなもん拾ってくんなよ」
ということで、今週のザ・限定は超豪華!
ミーン・コロンブ(数少なめ)とトム・セープ・ムーの2本立てだぜ!合わせる裏スー
プはSSS1!ヒラタケもあるぜ!
南インドのミーンコロンブはスパイス中心、タイのトムセープはハーブとナムプラー中心で味を作ってある。
なお、器が足りなくなったらいつものカトリ(インド皿)ではなく、我が家の和風瀬戸物で提供するんでヨロシクっす!
①トム・セープ・ムー
さてさて、タイの東北部、イサーンと呼ばれる地域の豚スープの登場!
南アジアでは乾燥スパイスを多用しますが、東南アジアの料理は生のハーブをよく使い、魚醤などの発酵調味料を使う特徴があります。
豚肉を、コブミカンの葉、レモングラス、カー、小粒の生唐辛子、乾燥赤唐辛子、タマリンド、ナムプラー等で肉が柔らかくなるまで煮込み、仕上げにレモンと小ネギで仕上げてあります。
立ち上る爽やかなハーブの香り、酸味と旨味が唐辛子の刺激と共に広がります。ベイビー、美味いぜ!
辛くて酸っぱい味はトムヤムと似ていますが、トムヤムナムコン(濃い口トムヤム)に使われるココナツミルクを、ほぼ使わない地域の料理であることと、プリック・ポン(唐辛子粉)の入ったトムヤムを、店主が食べたことが無い事、香りがもっと複雑な事あたりが違いと言えば違いかもです。
田舎の料理のため、マジ激辛で酸っぱくて強い味なのですが、全体のバランスを考えて、そこそこに調整してあります。
単体でも美味しいですが、スープカレーや他の副菜と合わせて食べると色々楽しめるかと思います。ライスはつきません。420円
②ミーン・コロンブ
みんな大好きミーン・コロンブ!突き抜けるスパイス感!詳細は前の投稿を見よ!ベイビーうまいぜ!420円
③ヒヨコマメの中東風ディップ
ヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、ペーストにしてあります。
ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べるとクリーミーな風味が広がり、ベイビー美味いぜ!120円
④スーパースパイシースープ1 裏メニュー
gopが誇る、西インド方面の自家製スパイスミックスを使い、レギュラースープがさら
に香り高く複雑な味わいになります。
スパイス好き必食!100円。
①③④はトムセープオール
②③④はミンコロオール
①②③④はダブルオールとスタッフまで。
⑤大根のピックル
インド式の油とスパイスで漬けたピクルス!
マスタードとヒングで香りを付けた油でにんにくと生姜を炒め、ローストしたメティ、マスタード、ターメリック、赤唐辛子、大根を加え、レモンで酸味をつけてあります。
辛塩酸苦がクセになるぜ!一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円
⑥ヨーグルトのトルコ風ディップ
水切りしたヨーグルトにニンニク、ミント、唐辛子、甘酸っぱいざくろのビネガー「ナール・エキスィシ」などを加えて作っています。その味は濃厚でクリーミー。メチャウマ!!
そのままライスと食べても美味いですが、スープカレーや他の副菜と合わせると味がとても深くなります。いろんな組み合わせでオタメシを!!120円
先日、ナッツを入れた皿を廊下に落とし、拾い集めて食べたが、間違えて拾った猫のトイレの砂まで口に入れてしまった。
汚れてないもので良かった。今年もツイてるぜ!
ということで、皆さま、良い週末!(^。^)