ザ・新作!ポークラッサとSSS2!

ということで、東京スパイスツアーから無事帰ってきた。

今回は日程が短かったのだが、それでも面白い話を聞けたり知りたかったことを知り、いろいろ発見があったぜ!

今は本当に便利な時代で、ネットでいろいろ調べてグーグルマップに登録しておき、メニューを調べて食ってみたいものをピックアップして食いに行く。

店や人によって同じ料理でも当然違うので、1回食ったくらいでは何もわからないが、現時点での「こういうものか」的なものは掴め、以後それを上書きしていくのだ。

そういえば先日放送になったUHBの「みんテレ」、YouTubeにアップされていたので載せておく。道外の諸君、見逃した人お楽しみアレ。→

ということで今週のザ・限定はヒサビサに新作!やろうやろうと思って放っておいた西インドのラッサをやるぜ!

ウチはチキンスープカレーの店なんで、インドではなかなか見かけないポークを使う。いつもはほぼ素材の水分で作る限定が多いが、これはラッサなんで水を加え、煮込み仕立てにしてあるぜ!

複雑なんだけど柔らかく香り高いスパイス感をオタノシミアレ。合わせる裏スープは味を引き締めるSSS2!ミニトマトとハラペーニョピーマンもありまーす!

①ポークラッサ
さてさて、西インドはコールハープリのラッサの登場であります!

日本ではいろんなスパイス料理をカレーというくくりに当てはめます。他国の文化なのでその方が分かりやすくはなりますが、そうするといろんな齟齬が出てくる。でも、いいじゃないか。いろんなスパイス料理があるって事だぜ!

スパイス炒めみたいなドライなもの、若干汁気が残ったものなどで呼び名もその地域地域で変わってきますが、今回のラッサは「グレイビー」という意味だそうで、汁ダクタイプというくくり。この地域ではドライやセミドライものは「スッカ」と呼ばれているようです。

赤いタンブララッサと白のパンドララッサは、この地域の定食の名脇役としてターリーを彩りますが、ウチはグレービータイプのインドカレーが少ないので、現地のモノを参考にして主役を張れるヤツを作ったぜ!写真はムンバイのコールハープル料理屋。

香りが出て色が変わるくらい火を入れたココナツ、野菜、スパイス等をグラインダーにかけ、炒め玉ネギや肉と合わせて水を加えて煮込んであります。

スパイス使いはじんわり比較的おとなしめにし、でも一見普通に見えるけどその実力は超凄くて知っている奴はみな一目置く、クラスの後ろから2番目の席に座っている目立たないアイツ、という感じに仕上げてあります。副菜が生きるぜ!

なので、イロイロ合わせてオタノシミアレ!ライスはつきません。420円

②ズッキーニの中東風ディップ
gop農園産の無農薬有機栽培ズッキーニを使ったディップ!ライスに合わせ、さらにスープカレーその他副菜を合わせるとクリーミーな風味が加わるぜ!120円

③スーパースパイシースープ2
裏スープ。いつものスープをスパイスでオーバードライブさせた香り高いスープ!カルパシなんかも使った、複雑な抜けるようなスパイス感。100円

①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
インド式のピクルス!辛塩酸苦のクセになる味わい。スープカレーや他の副菜と合わせると、味が強くなり、スパイシーさが増します!120円

⑤バジタレ/パクタレ
大人気の香り高い味変アイテム。少量をライスに付けスープカレー他副菜と合わせるとヤバいぜ!60円

⑥ナスと鰹節のピックル
スパイスの香りをつけた油でにんにくと生姜、ナスを炒め、パウダーにしたスパイスを加えて弱火で煮込み、鰹節、塩、レモンで味を調えてあります。カレー華を添えるぜ!120円ナリ。

⑦ビーツディップ
茹でたビーツに炒め野菜や炒ったココナツ、乳製品などを加えて鮮やかな色合いのディップにしてあります。粗びき黒胡椒と少量の青唐辛子とレモンで味を引き締め、ディルの香りをプラス。他クリーミーさと味の深さが加わるぜ!120円

⑧農園細切りハラペーニョピーマン
スパイスオイルで炒めてあります。立ち上るめちゃめちゃいい香りと刺激!何故か知らないけど大人気!120円

⑨農園ミニトマト
5,6個をスープで軽く火を通してあります。ぷちゅんと弾けるうま味。いろんな品種が入っているので違いをオタノシミアレ!120円

水野仁輔さんが札幌に来ているので、2種のチキンカレーの調理を見てきた。

札幌のスパイス関係者はきちんとした情報に飢えているので知った顔が山ほど。そうするとカレー腹になり、帰りにらっきょでスープカレーを食ってきたぜ!勉強勉強。

ということで皆さま、良い週末を!(^。^)

コメントは受け付けていません。