コールハープリ!

さてさて、この連休で店の外壁の塗装と修理をしたぜ!

この店はウチの前もスープカレー屋だったが、ジョイフルで材木を買ってきて、友達に頼んでみんなで作ったのだ。

なので、金が無かった俺は、内装外装に35万しかかけていない。

14年半前に作ったので多少ガタがきているが、未だに金がないので、2年に一度くらいは自分で防腐剤を塗ってるわけだ。うん、少しは良くなったかな。

その他、図書館でトルコの食文化の本を借りて読んでいたが、これが面白い。

アジアとヨーロッパの境目である国だし、古くはイスラム教とキリスト教の文化のぶつかった場所である。

もともと、トルコ人にの先祖は中央アジアの遊牧民だったそうで、彼らが南下し、海を知らない彼らが地中海と出会う。

なので、淡水魚や肉などの食材はトルコ語起源のものが多いが、海水魚は東ローマ帝国のギリシャ語由来の名前がつかわれているそうだ。

東ローマ帝国は1453年、オスマン帝
国の侵攻により滅亡した。ううむ、面白い。

昔なら覚える気にもならなかったこんなことが、文化を作り上げる重要な要因となる。
そんなことなんて知らなくても美味いものは作れるが、俺は知って作りたいのだ。

というワケで、先週は柔らかい味わいのパキスタンコルマだったので、今週のザ・限定はスパイスバリバリ、めちゃ複雑な味わいのラム・コールハープリやるぜ!

また、6日の土曜日はスタッフの手配がつかなく17時閉店、ご注意!
おおお、早く帰れる!焼き鳥でもツマミに行くか。

①ラム・コールハープリ
これ用のマサラだけでスパイスを15種類も使った、大変複雑なスパイス使いの西インドカレーであります!!
大都市ムンバイからプネーを通り、南下したところにコールハープルという町があります。なので、コールハープル風ラムカレーの意。

注文すると、スパイシーだけど大丈夫か?と聞かれるくらい、スパイシーで香り高いのが特徴。

スパイスでマリネした肉を炒めタマネギ、トマトなどと合わせ、ナグケサーという珍しいスパイスや、白ゴマ、メース、キャラウェイ、スターアニス等を使い、とても複雑なスパイス使いで作ったカンダラスンマサラを加えて煮込んであります。

真っ赤な色は入手困難なカシミリチリ。色味がキレイで香り高いトウガラシであります。

キワ立つ香りと複雑で鮮烈なスパイス感、ラムの旨み。

ベイビー、やみつきになる美味さだぜ!ライスに少しずつかけ、カレーや副菜、gop漬けと混ぜたり混ぜなかったりしてどーぞ!ライスはつきません。420円ナリ。

②ヒヨコマメの中東風ディップ
もはや定番の人気者!

一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。

ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べると、クリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

③スーパースパイシースープ3
メニューに載ってない裏メニュー。レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。

いつものレギュラーのスパイス感をオーバードライブさせた、スパイス好きに大オススメのスープ!ヤミツキになるぜ!

ポピーシードを炒って使い、マサラを粗目に仕上げているので、飲み込むと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。

レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。100円。①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④パクタレ
こちらも大人気!バンコクの路上で食べた、パクチーのタレをパクったものです。

ごく少量、ライスにつけてスープカレーや他の副菜と合わせると、味が激変しますぜ!

広がるパクチーとニンニクの香り、ナムプラーの旨みとレモンの酸味。
大オススメ。60円。

というワケで、今月26(金)はイベントをやります!
gopのカレーはナシだけど、素晴らしく貴重なイベント。
近々、告知します、お楽しみアレ!

ではでは皆さま、良い週末を!!(^^)

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