コールハープリと大根ピックル!

さて、今月末にトルコに行くのだが、俺はトルコ語もトルコ料理もまったく知らない。

英語とタイ語が少しできる程度である。

それでも何とかはなるのだが、何を食ったかわからないと困るので、現在、日土対応のトルコ料理の辞書を自作しているところだ。

ローカルな食堂に行くと現地語メニューしかない所が多く、言葉も通じなかったりするので、前にスリランカに行った時も作って重宝した。

そんなこんなで少しずつ旅の準備中。

そして明日の8日金曜日は、gopには珍しく、15時から17時まで中休みがありまーす、ご注意!

カレーの人、水野仁輔さんが週末にカレーの学校を札幌で行うので、ウチの厨房を仕込みに貸すのだ。

いろいろ話したいこともあるし、勉強にもなるので、この時間は閉まってます。来ちゃダメよ。

ということで、今週のザ・限定、前週はココナツたっぷりのものだったので、今週は超スパイスバリバリのニクい奴、西インドのラム・コールハープリやるぜ!!

①ラム・コールハープリ
大変複雑なスパイス使いの西インドカレーであります!!

大都市ムンバイからプネーを通り、南下したところにコールハープルという町があります。
なので、コールハープル風ラムカレーの意。

注文すると、スパイシーだけど大丈夫か?と聞かれるくらい、スパイシーで香り高いのが特徴。

スパイスでマリネした肉を炒めタマネギ、トマトなどと合わせ、ナグケサーという珍しいスパイスや、白ゴマ、メース、キャラウェイ、スターアニス等を使い、とても複雑なスパイス使いで作ったマサラを加えて煮込んであります。

コリアンダーはこの間採れたgop農園産だぜ!

真っ赤な色は入手困難なカシミリチリ。色味がキレイで香り高いトウガラシであります。

キワ立つ香りと複雑で鮮烈なスパイス感、ラムの旨み。
ベイビー、やみつきになる美味さだぜ!辛いの苦手な方はご遠慮アレ。

ライスに少しずつかけ、カレーや副菜、gop漬けと混ぜたり混ぜなかったりしてどーぞ!ライスはつきません。420円ナリ。

②ヒヨコマメの中東風ディップ
一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。

ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べる、クリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

③スーパースパイシースープ3
メニューに載ってない裏メニュー。レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。

いつものレギュラーのスパイス感をオーバードライブさせた、スパイス好きに大オススメのスープ!ヤミツキになるぜ!

口にするとと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。

レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。100円。

①~③の全部盛りは、いつも通り
「オール」とスタッフまで!

④大根のピックル
さてさて、混ぜて楽しい味変アイテム、インド式の油とスパイスで漬けたピクルス。今回は大根バージョン!

マスタードとヒングで香りを付けた油でにんにくと生姜を炒め、ローストしたメティ、マスタード、ターメリック、赤唐辛子、塩して水出しした大根を加え、レモンで酸味をつけてあります。

味は強めに仕上げ、口に入れると「オオオ、辛くてしょっぱくて酸っぱくてちょっと苦い!」というクセになる味わい。ヤミツキになる大根の食感。

一口ごとにスープカレーや他の副菜と合わせたり合わせなかったりしてお楽しみ下され!120円

そういえば、以前に紹介したウチの三毛猫は「小豆」という名前になり、相変わらず物凄い俊敏な動きで居間を駆け回っている。

猫じゃらしを放り投げると矢のように走り、口にくわえて持ってきて「投げろ」と言ってくる。犬すか。

そんなこんなでとうとう雪だが、アツくカレーを作るぜ!
ではでは皆さま、良い週末を!!(^。^)

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