牛スジミャンマー!

年に数回、外国に行く。
カレー屋になる前から何回か海外に行ってたが、やはりスリ狂時代の水谷さんの影響である。

空港からバスに乗り、暗い中降りて、「こっちだ」とか言ってトコトコ歩き、空き部屋のある宿を見つけて泊まる。

タイのスリンにある小さな村に行き、民家に寝泊まりして村の人とネズミやカエルをつかまえて食う。

お寺と貯水池しかないような小さな村だが、どこに行ったんだろうと歩いていると、全く知らない人の家で、家族と一緒にメシを食ってたりする。

バンコク中央駅の前でソムタム屋をやってた知り合いがいる、とか言って、どこにあるのか未だに分からない村に行き、コンクリートのタタキの上でゴザを敷いて寝、体がガタガタになる。

市場では、カタコトのタイ語で値切り、仕入れをする。

今、俺がやっているのは水谷とーさんのやっていたことをなぞっているだけで、あの「スリランカ狂我国
」という有名な店で「カレーやるかい?」と声をかけられた幸運を、ひしひしと感じる。
あれが無ければ、今の俺も無かった。

彼の欠点は、いびきが物凄い上に、寝つきが異常に早いことだ。俺みたいな小僧を対等に扱ってくれる人だったが、寝不足でフラフラになる。

というワケで、やるぜ!明日からのザ・限定!!

①牛スジのミャンマーカレー
さて、大人気のミャンマーカレー、牛スジバージョン!!ヒサビサの登場!!

よく洗った牛スジを、鶏ガラスープで柔らかくなるまで煮込み、ピーナッツ油で炒めた玉ねぎ、スパイス等と合わせ、煮込んだスープをキレイに漉して加え、さらに煮込んであります。

油が多いのがミャンマーカレーの特徴ですが、とろとろしたな牛スジの旨みとスパイスの香りが柔らかく油に溶け込んでいます。ウチのミャンマーカレーは美味いぜ!

ライスに少しずつかけて食べ、さらに、そこにスープカレーやほかの副菜と合わせ、味変しながら食べるのが楽しいかと。オタメシアレ!!

サイドメニューなんで、ライスはつかんです、すまん。450円ナリ。

②ヒヨコマメの中東風ディップ
中東には、ヒヨコマメでつくったホムス、焼きナスで作ったムタバルといったペースト状のような料理が広く食べられています。パンにつけたりして食べると最高に美味いですが、gop風のホムスの登場!!

一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。

ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べると、クリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

③スーパースパイシー3メニューに載ってない裏メニュー。1,2のように珍しいスパイスは使ってないですが、ガツンときます。

レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。

ポピーシードを炒って使い、マサラを粗目に仕上げているので、飲み込
むと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。

いつも通り、全部の人は「オール」とスタッフまで!

そして、来週の20(水)、21(木)は連休なんでご注意!休まないと続かないトシゴロゆえ、勘弁。

ゆっくり天沢退二郎を読んで過ごす予定。

というワケで、皆さま、良い週末を!!(^。^)
#gopのアナグラ #スープカレー #ミャンマーカレー #ヒン #牛スジ

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