ボヘミアンラプソディ!

先日、珍しく映画を見てきたぜ!ボヘミアンラプソディ!

もともと、映画は好きなのだが、普段の休みの日は仕入れ仕込みで時間を取られ、映画を見に行くヒマがない。

なので、もっぱらタイとかインドとかに行く途中の飛行機で見ることにしている。

先日のソウル・東京・仙台ツアーでは当たり前だが仕込みはないので、これ幸いと、東京で見てきた。

クイーンといえば、ちょうど今年の夏、昔大好きだったライブアルバムを買い直したばかりだし、ボヘミアンラプソディといえば、高校生の時に買っていたギター雑誌の「名ギターソロ集」でイーグルスのホテルカリフォルニア、サンタナの哀愁のヨーロッパ、レッドツェッペリンの天国への階段などと共に、必ず掲載されている名曲だ。

なかなかいい映画だった。

ブライアン・メイなんて本物そっくりだったし、個人的にはライブエイドの楽屋シーンでステージで演奏しているのがダイアー・ストレイツだったというのが、先日店に食いに来たフレディ・マーキュリー好き、アジャンタ川沿店主の千葉くんと話して盛り上がった部分である。

初めて知ったのが、フレディ・マーキュリーはパールシーだったということだ。

そうか、それならば、かなり手間はかかるがこれはやらねばならない。
パールシーの有名料理だから、フレディもこれを食ったことがあるかもしれない。

ということで、明日からやるぜ!
ボヘミアンラプソディ記念!北海道では珍しいパールシー料理、ラム・ダンサク!!

①ラムダンサク
さてさて、西インドのカレーの登場!!パールシーのダル(豆)と肉のスパイス煮込みであります!

イランからインドに移り住んだゾロアスター教徒の方々はパールシー(ペルシャ)と称されています。

船で渡印したため、西インド在住の方が多いようです。インドのカレーは単一の具材のものが多く、大体は豆のカレーは豆、鶏のカレーは鶏のものが多いですが、このカレーは豆と野菜と肉が入ってます。

野菜は煮溶けるまで煮込み、ダルはトゥール、マスール、チャナ、ムングの4種類を使用して、少し粒が残るくらいに潰してあります。

豆と羊の濃厚な旨みと香り、ギー(純バター)やジャガリー(インド砂糖)とタマリンドの酸味が味に奥行きを増し、鮮烈なスパイスを柔らかく仕上げてくれます。

サイドメニューのためライスはつきません、すまん。オタメシアレ!420円。

②ヒヨコマメの中東風ディップ
中東には、ヒヨコマメでつくったホムス、焼きナスで作ったムタバルといったペースト状のような料理が広く食べられています。パンにつけたりして食べると最高に美味いですが、gop風のホムスの登場!!

一晩、水に浸けたヒヨコマメを柔らかくなるまで煮込み、ニンニクやレモン汁、炒って石臼で挽いた白ゴマなどと合わせ、煮汁を加えてペーストにしてあります。

ライスに合わせても美味いですが、時折スープカレーを合わせ、味変しながら食べると、クリーミーな風味が広がり、これ、ベイビー美味いぜ!オタメシアレ!120円

③スーパースパイシースープ3
メニューに載ってない裏メニュー。

1,2のように珍しいスパイスは使ってないですが、ガツンときます。

レギュラーがよく切れるナイフなら、こちらはナタのキレ味。ポピーシードを炒って使い、マサラを粗目に仕上げているので、飲み込むと香ばしさと共にいろんなスパイスの香りが主張し、最後は1つにまとまって消えていきます。

レギュラーよりは辛くなります。ツウ好み。100円。

①~③の全部盛りは、いつも通り「オール」とスタッフまで!

④ヒサビサ登場!鶏皮と大根のアチャール
アチャールとは、インド周辺の国々で食される、漬物のようなもの。

通常、果物や野菜などで作られますが、ここはgopのアナグラなので、鶏皮なんかも入れてしまいます。

鶏皮をカリカリにで炒って脂を出し、小さいダイスに切った大根と共に、スパイスや塩と合わせて寝かせてあります。

美味しく食べるコツは、よく噛むこと。

噛むごとにじわじわと、鶏皮の旨みと香ばしさ、唐辛子の辛み、大根の食感、メティのほろ苦さ、レモンの酸味などが、複雑に口に広がっていきます。
スープカレーやダンサクと時折合わせたりして味変が吉。オタメシアレ!120円。

ということで、早いもので、もうすぐクリスマスと年末。

12/31から1/3まではお休みでーす!皆にサチアレ!
ではでは皆さま、良い週末を!(^。^)

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